DAVID BOWIE / OUTSIDE さよならボウイ
なんという喪失感だろう。
こんどは彼が逝ってしまった。
訃報を知らせる記事を読むと寂しさがこみ上げてくるから、ここのところずっと彼の曲を聴いている。そうするとようやくバランスが取れる。
今回あらためて自分がこのアルバムをとても好きだと強く感じた。
退廃的なムード、淫靡な悶えが聴こえてくる。
タイトルトラックの「Outside」 や 「I'm Deranged 」 「The Hearts Filthy Lesson」、彼のキャリアの中では地味なペルソナになるが Nathan Adlerも忘れる訳にはいかない。
David Bowie - I'm Deranged (With Lyrics)
David Bowie - The Heart's Filthy Lesson
NINE INCH NAILS や PET SHOP BOYS とも関わっているHello Spaceboy もこのアルバムに収録されている。曲調としても衝動としても、アルバムから突き抜けた感じがする。
DAVID BOWIE - HALLO SPACEBOY - LIVE 1996
「Strangers When Meet」を聴くと、結婚式で退場の曲として使わせてもらったことを思い出す。出会った時は他人。
David Bowie - Strangers When We Meet
発売当時話していた新しいアルバム「INSIDE」を今も待っている。
しばらくはゆっくり彼の曲を聴いて追悼したい。